つー: キ~~!!腹立つわ~
mic: ナニゴト?
つー: 提出文書の様式をエクセルで真似しようと思ってるんだけど、罫線の縦線・横線が違ってマネできないのよ!上側の表の列数と、下側の表の列数が違うときってどうすればいいのよ・・・
mic: あ~、あるある。昔の版組みで印刷されているようなレガシーな様式ね。えーと、いろいろやり方があるけど、一番確実なのは、原紙をコピーしてボールペンで書き込む、かな?
つー: 却下!!折角電子化を進めてるのにアナクロな仕事はしたくないわよ。いっぺん作ったらあとはエクセルで完結する方が良いに決まってるじゃん!
mic: じゃあ、エクセルで体裁を整える方法を伝授しましょうか。セル幅を自在に変更できるのは知ってるよね。
つー: 当たり前でしょ。でも縦線とかが揃わない表があるから悩んでるのよ。
mic: その揃わないセルを一つのセルで表現するのはさすがに無理です。そういう時はセルの結合を使うんです。
+------+------+--------+
|******|******|********|
+------+---+--+--------+
|**********|***********|
+----------+-----------+
例えばこんな表を作ろうと思ったとすると、次のように表を作るんです。
+------+---+--+--------+
|**1***|*2*|3*|***4****|
+------+---+--+--------+
|**5***|*6*|7*|***8****|
+------+---+--+--------+
罫線だけ描画しても一応は体裁が整いますが、このあとに2と3、5と6、7と8をそれぞれ結合すれば、通常のセルと同じように扱えますので便利です。結合した後は自動で中央揃えになるので、必要ならば書式を設定しなおしましょう。
慣れれば、かなり複雑な版組みの表も直感で表現できるようになります。
つー: 結構メンドクサイわね。もっと簡単な方法は無いの?
mic: オブジェクトの描画を使う方法もありますが、修正等の操作がメンドクサクなるので、上の方法が私のお薦めです。あと、罫線の太さについては、エクセルが完璧なWYSIWYGではないので、打ち出しながら確認する必要がありますよ。
つー: なになに?うぃじうぃぐ?知らない言葉をシレ~と使わないでよ。
mic: WYSIWYGとは、画面の表示が印刷結果と同じ編集環境のことです。エクセルはいいところまで行ってるんだけど微妙に違うのよね~。
つー: もっと扱いやすいソフトはないのかしら・・・
mic: 組版用のソフトはあるけど、エクセルの敷居の低さはダントツですよ。これ以上使いやすい作表ソフトは(互換ソフトは除いて)ないね。
つー: しかたないわね。地道に表を作りましょうか。
まとめ:
・表の微妙な列違いはセルの結合で表現できる
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