mic: えーと、仕事でパソコンを使う場合に、うっかりミスで大失敗をしないようにする方法を解説します。
つー: そうそう、そういう話が聞きたいの。二進数とか全然わかんないし。
mic: 二進数は解ってるといろいろ便利なんだけどなぁ。例えば、片手で31まで数えれるとか、点々で絵を描くときに数字に変換しやすいとか・・・
つー: わかったから、早く話を進めてね。
mic: 前々回で、一番怖いのはデータの喪失と言いました。じゃあ、データの喪失を避けるのにはどうすればいいでしょう?
つー: バックアップっていうのをしておけばいいんでしょ?ところでバックアップて何のことなの?
mic: バックアップとは、万が一の場合の保守体制の事です。野球の守備でサードゴロを処理するときのライトの動きなんかもバックアップといいます。サードの送球が逸れると、ファールグラウンドにボールが飛んで行きますよね。先にライトがその辺にいればすぐに捕球してセカンドに投げれます。エラーによる損失を最小限に抑えることをバックアップするといいます。
つー: 野球のルールは知らないし、何を言いたいのかわかりません。
mic: ん~、何かやばい事をしちゃった後に、元に戻せるようにしておくことだと思ってください。最悪でも昨日の状態に戻せるとか、先月までなら戻れるとか。
つー: ええ?今日の分はダメになるの?
mic: 人はミスをするものなので、どうしても被害はでますよ。パソコンでなくても、手書きの契約書を書き終えたあとにコーヒーをこぼしたら、やっぱり書き直さないといけないでしょ?
つー: わかったわ。じゃあ、バックアップって具体的にはどうすればいいの?
mic: 基本的にはコピーをとっておくということです。バックアップ用のソフトも市販されていますし、フリーのソフトもいいのがあります。でも、効果的に使うには多少のコツが必要です。
つー: そのコツって?
mic: データを保存する場所を決めておくって言うことです。コレに尽きます。つーちゃんはどこに保存していますか?
つー: メニューの保存ボタンで開くところに保存してるわよ。みんなそうしてるでしょ?
mic: あ~やばいな~、ということは、Cドライブのマイドキュメントに全部入れてるんでしょ?システムが壊れたら、データも全部道ずれだな、こりゃ。
つー: ええ!なになに!!どういうことなの?危険な場所に保存するようになってるってこと?
mic: 普通は、Cドライブにウィンドウズのシステムっていうのが入っていて、HDDの中でも一番酷使されているんだ。だから、Cドライブが一番故障し安い場所になります。そこに、大切なデータを保存するのは自殺行為ですね。だから、Dドライブとか、外付けHDDに保存するのが宜しいかと思いますよ。
つー: 知らなかったよ~。じゃあ、Dドライブに保存すればいいのね?
mic: 使っているパソコンの構成によってさまざまだから、自分のパソコンに合わせて考えればいいんだけど、DドライブがHDDならば、Dでいいです。中にはHDDはCドライブだけっていうパソコンもあるので、そんなときは、今流行のUSBメモリに保存するのもいいですね。
長くなるので、続きは次回に。
まとめ:
・保存先はCドライブ以外にしたほうがいい
つづく・・・
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